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ははは。ヒッチハイクじゃあるまいし──フヅクエ交換日記
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著者:佐藤、西野、山口慎太朗、マキノ、仲西森奈、阿久津隆 発行年:2020年 ページ数:101ページ 交換日記第3弾。2020年6月の日記です。 フヅクエは完全予約制営業を経て、ぽつぽつと通常営業に戻していったが、客入りは厳しく…… それぞれが過ごした、それぞれの6月。 1日、ニャ!、空腹時のバファリン、食べかけのおにぎり 2日、チェ・ゲバラ、明るい未来 3日、外壁の工事、聴こえる声量 4日、好きな枕、梁を歩く猫 5日、白亜紀の恐竜たち、紙ナプキンの人 6日、十進法、ショートブレッドを焼く 7日、白瓜のお漬物、クラリネット、風であること 8日、冷房の不具合、冷静に強く、ただいま混み合っております、トリュフォー特集 9日、おとといの滝口さん、映画館の喫煙室、ベッカーズみたいなところ、ジャン・ピエール・レオーは僕のヒーロー 10日、ピンとくる冷やし中華、日曜日の気まずいテーブル 11日、現代の恐竜たち、洋梨を思わせる色、椎茸の味見 12日、大人は判ってくれない(牛乳の瓶を盗んで飲むんだよね) ふたたび12日、長めのいいメニュー、できる限り善良、雨とアメスピ、13日、お墓参り、白塗りの苺、持つことを期待される明確なビジョン 14日、北海道の蛍、おしゃべりとかは一切できない、証明写真機 15日、ドッペルゲンガーに出遭ったら、ある種の音楽性、歴史は苦手 16日、無音の暗闇、遺書、緊張する店員 17日、カール氏はドライヤーを使っていたか? ハロゲンヒーター 18日、動詞の活用、しばらく拍手は鳴り止まなかった、比喩ではなく 19日、片道5キロの引っ越し、確率の夜、マグマの中のマグ、20日、孤独な心の持ち主、ピアニストを撃たないで、タリスマン 21日、肯定的な言葉、プラム、コーギーの前足、22日、手作りのちんすこう、兄弟の名前、梅花皮のマグカップ、瞳孔の士 23日、わかめと切り干し大根の共通点、比喩的な疾走、見ちゃうと直したくなる、ままならぬ飯 24日、小説の朗読、チャンコリ、木山捷平、ポメラのカーソル 25日、早朝パン焼き、やけくそチップスター、投げやり飲酒、浮いたり沈んだり曲がったり、アロエヨーグルトの発明 26日、マスター驚く、茶豆とビールと映画 27日、ビタミン、ロメインレタス、ユーモア、旧弊な納屋、おじの集まり 28日、アルコール不在届、仮想のトークボックス、サラダがいい、30を超えたら 29日、RとSに気をつけろ、キャプテン・アメリカ、クリスマスのサラダ 30日、偽装されたクラクション、フィラデルフィアの手掛かり、リンゴ園
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たとえ夢とはいえ、この道の伸び方は異常では?──フヅクエ交換日記
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著者:阿久津隆、仲西森奈、山口慎太朗、マキノ、佐藤、西野 発行年:2020年 ページ数:66ページ 4月9日の0時7分にSlackに、交換日記やらない? と書き込んだところ、5人のスタッフ全員から同意が得られたので4月9日から交換日記が始められた。今回は4月30日までの分です。 この間フヅクエはほぼ休業中だった。ある者は連日フヅクエに詰めて仕事をし続け、ある者は短歌や俳句を作り、ある者は生活リズムが全壊し、ある者はフヅクエに働きに行き、ある者は料理に勤しみ、ある者は早朝のランニングを日課としながら、それぞれに暮らした。そんな4月の記録です。
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ヴォヴァル・ヴォルヴァッヴがやってきた──フヅクエ交換日記
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著者:西野、山口慎太朗、マキノ、佐藤、仲西森奈、阿久津隆 発行年:2020年 ページ数:108ページ 交換日記第2弾。2020年5月の日記です。 フヅクエはほぼ完全休業から予約制営業に移行したものの…… 久しぶりにフヅクエに行く者、10万円いつ振り込まれるんだよと思う者、くつくつ煮詰めてチャイをつくる者、総理大臣の会見を見ながら餃子を食べる者、眠れないから短歌連作をつくる者、タダ酒にありつく者——それぞれが過ごした、それぞれの5月。
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