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フヅクエの案内書きとメニュー
¥1,100
「長い」と評判の、店でお客さんに読んでいただく、フヅクエの説明や決まりごとが書かれた案内書きとメニューです。バージョンにもよりますが45ページ前後。
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阿久津隆『本の読める場所を求めて』
¥1,980
◎著者 阿久津隆(あくつ・たかし) 「本の読める店 fuzkue」店主。 ◎商品概要 タイトル:本の読める場所を求めて 著者:阿久津隆 編集:平野麻美+綾女欣伸 装丁:有山達也 装画:田渕正敏 仕様:並製本、288ページ 定価:1,800+税 出版社:朝日出版社 一般発売日:2020年7月16日 本を、読む。こんなシンプルなことが、どうして放っておかれているのか。 「書を携えて、街に出る。人が人といてひとりになるためには こんなすったもんだが必要なんですね」 ――片桐はいり(俳優) 本はあっても、読む場所がない! 家でもカフェでも図書館でも……ゆっくり読めない。街をさまよう。 だから、「今日はがっつり本を読んじゃうぞ~」と思う人たちが 心ゆくまで「本の読める」店、「fuzkue(フヅクエ)」をつくった。 本と、光さえあればできるはずのものが、どうしてこんなに難しいんだろう? 心置きなく、気兼ねなく本を読むためには、なにが必要なんだろう? なぜか語られてこなかった「読む」「場所」をめぐって、 ストラグルし、考えぬいた先に見えてきたものとは? 大部の『読書の日記』に綴る読書の喜びで人を驚かせた著者が、 ユーモアを織り交ぜた文体で小説のように書き記す。 「読書」を突き抜けて、「場づくり」「孤独」「文化」「公共」まで眼差す。 ――きれいごとをちゃんと欲望しよう。 「もし映画館がなくて、小さな画面としょぼい音響でしか映画を観ることができなかったら。もしスキー場がなくて、野山を一歩一歩自分で登ってでしか滑ることができなかったら。もしスケートパークがなくて、注意されたり迷惑顔をされたりするリスクを常に抱えながらしか遊ぶことができなかったら。心置きなく没頭できる場所を抜きに、それぞれの文化の裾野は、今のような広さにはなっていないはずだ。 〔…〕だから読書にも、そういう場所があったほうがいい」(本文より)
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阿久津隆『読書の日記 読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』
¥2,035
SOLD OUT
本を読む人と、その生活。東京・初台の〈本の読める店〉「fuzkue」店主による、読書の喜びに満ちた圧巻の日記シリーズ、待望の第2弾!額に入れた絵画のような美しい表紙の、厚さ5cmのハードカバー。装画・箕輪麻紀子。 阿久津隆/著 戸塚泰雄/装丁 箕輪麻紀子/装画 内沼晋太郎/編集・発行 NUMABOOKS/2020年3月
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ははは。ヒッチハイクじゃあるまいし──フヅクエ交換日記
¥660
著者:佐藤、西野、山口慎太朗、マキノ、仲西森奈、阿久津隆 発行年:2020年 ページ数:101ページ 交換日記第3弾。2020年6月の日記です。 フヅクエは完全予約制営業を経て、ぽつぽつと通常営業に戻していったが、客入りは厳しく…… それぞれが過ごした、それぞれの6月。 1日、ニャ!、空腹時のバファリン、食べかけのおにぎり 2日、チェ・ゲバラ、明るい未来 3日、外壁の工事、聴こえる声量 4日、好きな枕、梁を歩く猫 5日、白亜紀の恐竜たち、紙ナプキンの人 6日、十進法、ショートブレッドを焼く 7日、白瓜のお漬物、クラリネット、風であること 8日、冷房の不具合、冷静に強く、ただいま混み合っております、トリュフォー特集 9日、おとといの滝口さん、映画館の喫煙室、ベッカーズみたいなところ、ジャン・ピエール・レオーは僕のヒーロー 10日、ピンとくる冷やし中華、日曜日の気まずいテーブル 11日、現代の恐竜たち、洋梨を思わせる色、椎茸の味見 12日、大人は判ってくれない(牛乳の瓶を盗んで飲むんだよね) ふたたび12日、長めのいいメニュー、できる限り善良、雨とアメスピ、13日、お墓参り、白塗りの苺、持つことを期待される明確なビジョン 14日、北海道の蛍、おしゃべりとかは一切できない、証明写真機 15日、ドッペルゲンガーに出遭ったら、ある種の音楽性、歴史は苦手 16日、無音の暗闇、遺書、緊張する店員 17日、カール氏はドライヤーを使っていたか? ハロゲンヒーター 18日、動詞の活用、しばらく拍手は鳴り止まなかった、比喩ではなく 19日、片道5キロの引っ越し、確率の夜、マグマの中のマグ、20日、孤独な心の持ち主、ピアニストを撃たないで、タリスマン 21日、肯定的な言葉、プラム、コーギーの前足、22日、手作りのちんすこう、兄弟の名前、梅花皮のマグカップ、瞳孔の士 23日、わかめと切り干し大根の共通点、比喩的な疾走、見ちゃうと直したくなる、ままならぬ飯 24日、小説の朗読、チャンコリ、木山捷平、ポメラのカーソル 25日、早朝パン焼き、やけくそチップスター、投げやり飲酒、浮いたり沈んだり曲がったり、アロエヨーグルトの発明 26日、マスター驚く、茶豆とビールと映画 27日、ビタミン、ロメインレタス、ユーモア、旧弊な納屋、おじの集まり 28日、アルコール不在届、仮想のトークボックス、サラダがいい、30を超えたら 29日、RとSに気をつけろ、キャプテン・アメリカ、クリスマスのサラダ 30日、偽装されたクラクション、フィラデルフィアの手掛かり、リンゴ園
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阿久津隆『読書の日記』
¥2,750
SOLD OUT
本を読む人と、その生活。 このような365日の記録が、かつてあっただろうか。 東京・初台の〈本の読める店〉「fuzkue」店主、 初の単著にして読書の喜びに満ちた圧巻の1100ページ。 ◎推薦文 保坂和志 すべての文章に当てはまるわけではないが、この人の文章はまさに、文は人なり、才気煥発、多動症的バイタリティーを存分に現していて、「ぜひ会いたい!」とも思うし、「会わなくてここにある文章でじゅうぶん」とも思う。 こういう高い能力を持った人は、世間では成功すると思われがちだが、その高さの質が世間と折り合わないために、「労多くして益少なし」というか、端からはわざわざ見返りが少ないことばかり選んでいるように映る。 私はこの人に似た人を二人知っている、一人はアルチュール・ランボーで、もう一人は樫村晴香という70年代からの私の友人だ。 二人とも浅い知り合いは、「もっとうまくやればいいのに(あいつにそれができないわけないんだから)…」と残念がるだろうが、よく知る友人は、これが彼の精一杯の社会との接触であり、彼にその気がなかったら自分は彼と交遊することがなかったと、年とともに感じるようになる。 凡庸な人には彼の能力も魅力も、アフリカの砂漠での後半生が見えず、ただ天才詩人としか思われず文学青年(死語)の崇拝の対象でしかない、そういう、ランボーのアフリカでの日々を思わせる、これはそういう文章で、私の気持ちを掻き立てずにはいない。 ◎著者 阿久津隆(あくつ・たかし) 東京・初台の〈本の読める店〉「fuzkue」店主。 ◎商品概要 タイトル:読書の日記 著者:阿久津隆 編集:内沼晋太郎 装丁:緒方修一 仕様:並製本、1120ページ 定価:2,500+税 出版社:NUMABOOKS ISBN:9784909242020 一般発売日:2018年6月20日 ◎『読書の日記』特設サイト: http://numabooks.com/dokusho.html
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仲西森奈『起こさないでください』
¥1,980
SOLD OUT
スタッフ森奈ちゃんこと仲西森奈の作品です。 著者 仲西森奈 装丁 古本実加 編集 稲垣佳乃子 発行 さりげなく 印刷 修美社 2019年11月16日 初版第一刷発行 短歌・エッセイのようなもの/索引 252P・コデックス装
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山口慎太朗『誰かの日記』
¥2,750
SOLD OUT
こちらの商品は完売しました。現時点での再入荷予定はありません。 ---------------- スタッフ山口くんこと山口慎太朗の作品です。 2019年1月1日から12月31日まで、山口慎太朗によって実際に毎日書かれた架空の日記集『誰かの日記』が本になりました。 文庫サイズで649ページです。分厚いです。 表紙は活版印刷です。かっこいい! 著者:山口慎太朗 造本:新島龍彦 デザイン:梶原恵 新島龍彦 印刷製本:有限会社篠原紙工 表紙印刷:PRINT + PLANT 写真:木村巧 製作協力:阿久津隆
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たとえ夢とはいえ、この道の伸び方は異常では?──フヅクエ交換日記
¥660
著者:阿久津隆、仲西森奈、山口慎太朗、マキノ、佐藤、西野 発行年:2020年 ページ数:66ページ 4月9日の0時7分にSlackに、交換日記やらない? と書き込んだところ、5人のスタッフ全員から同意が得られたので4月9日から交換日記が始められた。今回は4月30日までの分です。 この間フヅクエはほぼ休業中だった。ある者は連日フヅクエに詰めて仕事をし続け、ある者は短歌や俳句を作り、ある者は生活リズムが全壊し、ある者はフヅクエに働きに行き、ある者は料理に勤しみ、ある者は早朝のランニングを日課としながら、それぞれに暮らした。そんな4月の記録です。
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ヴォヴァル・ヴォルヴァッヴがやってきた──フヅクエ交換日記
¥660
著者:西野、山口慎太朗、マキノ、佐藤、仲西森奈、阿久津隆 発行年:2020年 ページ数:108ページ 交換日記第2弾。2020年5月の日記です。 フヅクエはほぼ完全休業から予約制営業に移行したものの…… 久しぶりにフヅクエに行く者、10万円いつ振り込まれるんだよと思う者、くつくつ煮詰めてチャイをつくる者、総理大臣の会見を見ながら餃子を食べる者、眠れないから短歌連作をつくる者、タダ酒にありつく者——それぞれが過ごした、それぞれの5月。
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